【2017年版】ANA VISAカードを徹底的に検証してみる

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ANAのクレジットカードと言えば、様々なブランドから発行されています。

VISA(Master)、JCB、アメックス、ダイナースクラブと5大ブランド全てのカードが有る訳ですが、発行会社もそれぞれ違います。

今回は、その中でも三井住友VISAカードから発行されているANA VISAカード(ANA Masterカード)を徹底的に見てみようと思います。なお今回はANA VISA一般カードのみを検証してみます。ワイドカードやワイドゴールドカードは対象外とさせて頂きます。

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ANA VISA一般カードを徹底的に検証

ANA VISAカード

これからANA VISAカードを契約する為に申込をしようと考えている方は多いと思います。その理由は、様々で以下の様なものが有るのではないでしょうか?

  • ANAのマイルを貯めたい
  • ANAの上級会員やSFCが欲しいので先にANAカードを手に入れておきたい
  • 単純にクレジットカードが欲しい
  • ANAカードがカッコいいので欲しい

このような所ではないでしょうか。理由は人それぞれですが、上に挙げた項目全てにANA VISAカードは当てはまっていると言えます。

特にANAのマイルを貯めるのであれば、ANA VISAカードは最適な選択だと考えられますので、今回の記事でも触れていきますが、その前に年会費などを見ていく事にしましょう。

ANA VISA一般カードの年会費

年会費は初年度は無料になります。例えば、この記事を私が書いている4月に申し込むのであれば、審査に通りカードが4月下旬辺りに届くと仮定すると、5月〜来年3月までの年会費は無料になるので、年会費無料の期間が長くなりますね。

初年度年会費無料というのは、嬉しい特典ですので、覚えておくと良いかもしれません。

では2年目からの年会費は何円になるのかというと、税抜き2,000円となります。有料では有りますが、そこまで高額な年会費ではありません、一ヶ月単位で考えると税込みでも180円ですので、非常に安いと思います。

この年会費ですが、このままではマイルを大量に獲得するのが難しくなります。その理由を次項で書きますね。

ANA VISA一般カードの5マイルコースと10マイルコース

ANA VISAカードを利用して買い物をした場合には、ポイントが貯まっていきます。

詳しく書いていきますと、ANA VISAカードは三井住友VISAカードから発行されているクレジットカードですのでワールドプレゼントという三井住友VISAカードのポイントサービスが適用されます。

そのワールドプレゼントのポイントが、ANA VISAカードを利用する事で貯まるのですが、啓品に交換したり、ANAマイルに交換したりする事が可能です。

ただANAカードを所有している方は、ANAマイルを貯めたいという理由が一般的でしょうから、どうしてもワールドプレゼントのポイントを、ANAマイルに交換(移行)する必要が出てきます。

その際に、5マイルコースと、10マイルコースという2つのコースが有ります。ANAの一般カードの場合はこの2つのコースからマイルへの移行を選択する必要が有ります。

  10マイルコース 5マイルコース
移行手数料 年度ごとに6,000円(税抜き)が必要 無料
獲得ポイント  1ポイント(1,000円)=10マイル 1ポイント(1,000円)=5マイル 

各コースの移行手数料と、獲得ポイントを表にしてみました。

5マイルコースであれば、移行手数料は無料ですが、1ポイントが5マイルにしかなりませんので100円の買い物に対して0,5マイルしか貯まらないという事になります。

多くのマイルを貯めたいという目的から考えると、5マイルコースよりも10マイルコースを選択した方が良いという事になります。

10マイルコースを選択する場合には、6,000円(税抜き)の移行手数料がかかりますので、100円=1マイル獲得出来る代わりに、毎年6,000円がかかります。

これは考え方によりますが、より多くのマイルを貯めたいのであれば、10マイルコースを絶対に選んでおくべきです。仮に年間100万円の決済をANAカードで行うのであれば、10マイルコースなら1万マイル貯まります。5マイルコースであれば、5,000マイルです。

この5,000マイルというマイル数を、どのように考えるのかでどちらのマイルコースを選ぶかの分かれ目になります。1マイルの価値は、ANAの特典航空券に交換した場合には、一般的に2円〜10円程度は有ると言われています。

諸説有るのがマイルの価値ですが、1マイルを低く見積もって2円の価値だとしても、5,000マイルだと1万円となります。この場合は、10マイルコースを選択した方が6,000円の移行手数料よりもお得になると考えられます。

つまり年間100万円程度を、今後ANAカードで決済しようと考えている方は、10マイルコースを選択するべきですし、逆に年間10万円程度の決済金額であれば5マイルコースで十分という考え方も出来ます。

この辺りは、どちらが得にカードを利用出来るかを考えながら、選択する事が必要だと言えるでしょう。

ANA VISAカードの利用枠

陸マイラー

カードを契約した際に気になるのが、利用枠です。利用枠には、ショッピング枠とキャッシング枠が有りますが、一般的に重用視されるのがショッピング枠です。普段買い物に利用するのがショッピング枠ですので、キャッシング枠よりも注目したい点になります。

ANA VISAカードの公式サイトを見てみると、ショッピング枠は20万円〜80万円となっております、これは最初にカードの契約をした時には大体20万円程度からのショッピング枠になり、徐々に増えていくというパターンと、最初からクレヒスが良い方で有れば50万円〜80万円程度になるかもしれません。

キャッシング利用枠として0万円〜100万円が設定されているようですが、カード申込時にキャッシング枠を多く記載してしまうと、審査に落ちやすいので注意しないといけません。あまりお金をクレジットカード発行会社から借りるのは、色々な意味でお勧めしません。

毎月の支払いを無理なく確実に行う事で、クレヒスが育ちますので利用枠は徐々に増えていきます。

入会時と毎年の更新時にボーナスマイルが貰えるのがANAカード

ANAカードに入会すると、ボーナスマイルというのが貰えます。このボーナスマイルは、入会時と毎年の継続時に付与されます。

  • 入会時のボーナスマイルは1,000マイル
  • 毎年のカード継続時のボーナスマイルは1,000マイル

このようにボーナスマイルを貰う事が出来ます。このボーナスマイルがANAマイレージクラブの自分のマイル残高に加えられているのを見た時は、思わずニヤッとしてしまいますね。

このボーナスマイルは、クレジットカードのランクによって、最大10,000マイルというのも有りますが、一般カードでは1,000マイルとなっております。

ANAやANAグループでの支払いでマイルが更に付与される

ANAマイルを貯めるのに、ANAカードが有利な理由は他にも有ります。

ANAカードで、ANAの国内線、国際線のチケットなどを購入すると、100円に1マイルがクレジットカードのポイントとは別にANAマイレージクラブの口座に付与されます。

これをANAカードマイルプラスというのですが、様々な店舗でこのような特典が有ります。例をあげますと、イトーヨーカドーやセブンイレブン、マツモトキヨシ、大丸や高島屋、阪急、阪神などのデパートなども有ります。非常に沢山の場所でANAカードマイルプラスが適用されます。

クレジットカードのポイントとダブルで貯まるので、嬉しいですね。

ANA便に搭乗するとボーナスマイルが付与される

ANA VISAカードを利用して、ANAの運行便に搭乗すると、ボーナスマイルが貰えます。

この段階で、ANA VISAカードを利用してANAの航空券を購入、決済し搭乗するとかなりのマイルが増加する事は分かって頂けると思います。

ANAの運行便に搭乗する際に、ANA VISAカードの一般カードで貰えるボーナスマイルは、以下の様になります。

区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%

つまり区間基本マイレージが1,000マイルで、クラス・運賃倍率が100%だと、その10%がボーナスマイルとなりますので、100マイルになります。ただ搭乗するだけで貰えるので、知らない間にマイルが、どんどん貯まっていきます。

ANAマイレージモールを利用すると更にマイルを貯めれる

ANAのWebサイトから、ANAマイレージモールを経由して買い物をするとこれまたマイレージクラブの口座にマイルが貯まります。もちろんこれも、クレジットカード会社(この場合は三井住友VISAカード)のポイントは別です。

マイレージモールについては過去記事にも書いておりますので、ご覧下さい。

>>ANAマイルを貯めるなら絶対にANAマイレージモールを使おう!

ANA VISAカードを利用するとマイルは確実に貯まる

ここまで長々とANA VISAカードの一般カードについて書いてきましたが、ANAのマイルを貯める上では、やはりANAカードを持っていないといけないと再認識しました。

年会費が安く、それでいてANAのマイルを貯めるのに適しているという点では、かなりANA VISAカードはお勧めのカードです。

毎年の決済額が増えるようであれば、当記事が書いた10マイルコースに申込をして大量のマイルを貯める事が出来ます。

VISAブランドとMasterブランドの両方を選択する事が出来ますので、最初の1枚に選ぶのも良いクレジットカードですね。

ANA VISA/マスターカード

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