ヴァージン・アトランティック航空が日本から撤退

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長年、成田-ロンドンを結んでいたヴァージン・アトランティック航空が2015年2月1日で日本から撤退することになりました。

私は搭乗したことはないのですが、機材がかっこいいなあと思って成田空港で見ていた思い出があったので気になりました。

航空ファンには寂しい限りですが、なぜ撤退することになったのでしょうか。

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ヴァージン・アトランティック航空とは

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photo credit: hartlandmartin via photopin cc

この航空会社については知っている方も多いとは思いますが、イギリスの航空会社で、あのヴァージン・メガストアを経営しているヴァージングループの総帥リチャード・ブランソンが1984年に創立した飛行機会社です。

最初は、中古のボーイング747の一機のみで運営していたそうです。

その後、保有機材、就航路線を増やしていき、現在では38機程度保有しているようですので、なかなかの規模の航空会社という事になるかと思います。しかも、保有機材は、エアバスA330、A340、ボーイング747-400などの大型機のみで構成されています。

マイレージプログラムは、Flying Clubというもので、特にスターアライアンス加盟会社と提携関係が強く、日本ではANAとコードシェア便を運行しています。

撤退の理由

今回の日本からの撤退は、路線の整理ということで、他にもバンクーバー、ムンバイ、ケープタウンとロンドンを結ぶ路線は撤退するようです。

Fly Teamによると理由は

ヴァージン・アトランティックの撤退については、25年間の運航で定着していただけに残念がる声が多いようです。航空券を販売する旅行会社の関係者によると、ブリティッシュ・エアウェイズが日本路線で価格競争を仕掛け、それにヴァージン・アトランティックがマッチアップするという構造だったようです。また、ヴァージンは機材が古く、導入時は最先端と評されたビジネスクラスも年々、他社がフルフラットシートを導入するにつれ、競争力を失っていた様です。

確かに大きな要素ですよね。乗客にとっては、機材の古さは致命的ですから。

私も、飛行機に乗るときはある程度機材の新しさを気にします。怖いわけではないのですが、あまり古い機材は気持ち悪いですからね・・・

787-9を大量に発注

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photo credit: markyharky via photopin cc

ヴァージン・アトランティック航空は2014年8月28日、航空機リース会社のAerCapと7機の787について、セール・アンド・リースバック契約を締結しました。AerCapが発表しました。リース契約の期間は12年で、初号機は2014年10月から導入される予定です。

ヴァージン・アトランティック航空は16機の787-9を発注しています。いずれもヴァージンがボーイングに直接発注したもので、このうち7機がリース契約となります。10月に引き渡しされる787-9は機体記号(レジ)「G-VNEW」とみられます。

Fly Teamより引用

最新鋭機787-9を大量に発注し、協力を高める狙いですね。燃費も劇的に良くなりますね。

成田空港で見ていたヴァージン・アトランティックの、かっこいい機材が見れなくなるのは、残念ですが、又いつか日本に帰ってきてくれるのを楽しみにしています。

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