ANAに支援を要請か?スカイマークが民事再生法を申請

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航空業界を揺るがす、とてつもないニュースが入りましたね。

こうなる事は予測されていたとは思いますが、スカイマークが民事再生法の適用を申請しました。

これから日本の航空業界はどうなっていくのでしょうか。

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スカイマークが民事再生法を申請!ANAやJALにも影響が有るのか?

スカイマーク 民事再生法

photo credit: Kentaro IEMOTO@Tokyo via photopin cc

1月28日スカイマークは民事再生法の申請をしました。具体的には

資金繰りが行き詰まったことから、同日夜の臨時取締役会で自力再建の断念を決めた。当面は航空機の運航を継続する方針。今後、全日本空輸を傘下に置くANAホールディングスに対し、経営支援の要請を検討するとみられる。負債総額は約711億円。 YOMIURI ONLINEより引用

ここまで行くまでに何とかならなかったのか?と思いましたが、駄目だったんですね。負債総額も巨額です。

スカイマークについては以前も触れておりました。

スカイマークの違約金は200億円か?大幅減額で良かった

スカイマークが羽田-米子直行便を来春にも再開って以前は飛ばしてたの?

実は、私はスカイマークには乗った事が無く、国内第三位の航空会社と言われても、ANAをメインで使っている関係から以前はピンと来ていませんでした。

スカイマークの機体を、一番よく見るのは那覇空港と宮古や石垣空港でしたね。

結局スカイマークの事を意識したのは、A380を発注した辺りからであり、よくこの規模の会社があんな大型機を何台も発注したなあー、大丈夫か?と思ったんですよね。後付けみたいですが、当時は(まあ今でもですが)日本の航空会社にはA380は納入されていなかったし、シンガポール航空やルフトハンザ航空位のしか実物のA380を見た事がなかったからです。

だからこそスカイマーク冒険したなあ、ちょっと無茶じゃないかと感じた訳ですね。国際線に乗り込む為に発注するとの事でしたが、最初からそこまでやるか?と驚きましたし。

結局スカイマークの経営はうまく行かなくなった訳だけども

大方の予測通り、スカイマークの経営は行き詰まり今回のような結果になってしまった訳なのですが、一体何が原因だったのでしょうか?

まず考えられるのは、中途半端な立ち位置ですね。

ANAやJALのように、運賃は安くないけどマイレージプログラムを持っていて顧客を囲い込むような大手と、昨今増えている安ければ良いというLCC。その中に有って、LCCほど安くはなく、マイレージプログラムもない中半端は印象にスカイマークがかけたのが、国際線しかもA380で。という事でしょうか。

社長の、西久保慎一氏は元々起業家で、かなりやり手の経営者だったという印象なのですが、起死回生をはかったA380で痛恨のミスをしてしまったというのは間違いないでしょう。

それ以外にも良くも悪くもANAやJALとは違い、ミニワンピースのCAで批判を受けたりパイロットの不祥事が有ったりと問題の多いイメージが有りました。

その辺りの事からも乗った事は無い訳ですが、最終的には経営再建をするわけですから、良い状況になればなあと思います。

まとめ 

様々な政府の思惑なども有るようで、ANAやJALとの提携もスムーズに行かなかったようですが、スカイマークにはこれからも日本の空を飛んでほしいなと思いつつ、そんなに沢山の航空会社が必要なのか?とも思いつつ、今回は終わろうと思います。

本日1月29日のスカイマークの株価は、前日の民事再生法適用申請のニュースを受けて、値幅制限いっぱいの80円安でストップ安の特売り気配となっていますね。

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