2016年も早いもので既に二月となりました。ANAのスーパーフライヤーズ修行を始められている方は、早速行っている事と思います。
今年は新たに羽田から宮古への路線が出来る事も有り、注目を浴びている事でしょう。
関東地区をメインとして修行を組み立てていく方は、当然宮古や石垣への直行路線を利用していく事を考えているでしょうから、プレミアムポイント単価がどの程度かを見てみる事にしましょう。
2016年のANA修行を、羽田から宮古、石垣で組み立ててみる
まずは現時点で、既に人気の路線である羽田-石垣路線をチェックしてみましょう。現在日本国内線では最長の路線となります。
羽田-石垣路線の価格とプレミアムポイント
プレミアム旅割28 | チケット価格 | 獲得マイル | 獲得プレミアムポイント | PP単価 |
33,690円 | 1,530マイル | 3,460プレミアムポイント | 9.73 |
これはある日の羽田-石垣路線でのプレミアム旅割28のデータです。PP単価は9.73とそれほど良くは無さそうですが、国内線としてはまあまあだと考えられます。
チケット価格が単純に高いのですが、プレミアムクラス利用なので仕方がないですね。次に普通席を見てみる事にしましょう。
旅割55 | チケット価格 | 獲得マイル | 獲得プレミアムポイント | PP単価 |
23,290円 | 918マイル | 1,836プレミアムポイント | 12.68 |
旅割55では運賃は23,290円で1,836プレミアムポイントで、PP単価は12.68です。プレミアム旅割28と比べると、随分とPP単価が落ちてしまいます。では、この旅割55でプレミアムクラスに当日アップグレードした場合も見てみましょう。
旅割55 | チケット価格 | 獲得マイル | 獲得プレミアムポイント | PP単価 |
当日アップグレード | 23,290円+9,000円 | 1,530マイル | 3,060プレミアムポイント | 10.55 |
旅割55で航空券を予約して、当日空港にてアップグレードしてプレミアムクラスを利用する場合が上の図です。PP単価は、10,55となりました。なかなか良いのですが、これならプレミアム旅割28を利用した方が良いです。旅割55は、そもそも搭乗ポイントが付かないので、当日アップグレードでプレミアムクラスに搭乗しても、プレミアム旅割ほどのコストパフォーマンスは発揮出来ないですね。
それでは、旅割でもっと安い金額でチケットを予約出来れば良いと思うのですが、人気の路線では既にこの辺りの価格より低く抑えるのは難しそうでしたので、プレミアム旅割28を利用するのが得策と言えそうです。
羽田-宮古路線の価格とプレミアムポイント
プレミアム旅割28 | チケット価格 | 獲得マイル | 獲得プレミアムポイント | PP単価 |
30,690円 | 1,447マイル | 3,295プレミアムポイント | 9.31 |
こちらは羽田-宮古路線のある日のプレミアム旅割28を利用した場合の、データです。チケット価格30,690円で獲得プレミアムポイントは3,295ポイントと、ポイント数自体は3,460ポイントの石垣路線には劣るものの、PP単価では石垣路線が9.73に対して宮古路線が9.31と上回りました。これは今年は、宮古を訪れる人が多くなりそうですね。
旅割55 | チケット価格 | 獲得マイル | 獲得プレミアムポイント | PP単価 |
21,590円 | 868マイル | 1,737プレミアムポイント | 12.42 |
旅割55でもPP単価が12.42と、石垣路線の12.68を上回りました。次に当日アップグレードでプレミアムクラスを利用した際のデータを見てみましょう。
旅割55 | チケット価格 | 獲得マイル | 獲得プレミアムポイント | PP単価 |
当日アップグレード | 21,590円+9,000円 | 1,447マイル | 2,859プレミアムポイント | 10.69 |
当日アップグレード時は10.69と石垣路線より少々悪くなってしまいましたが、誤差範囲内といった感じです。やはりPP単価が10を割ると修行に使いやすいといった印象でしょうか。
2016年のANA修行は宮古路線が人気の路線になりそう
今回、石垣と宮古を比べてみた結果PP単価で、宮古路線が上回るという結果になりました。もちろん予約日によっては、逆転する事も有り得ますが宮古路線での修行は悪くない感じですね。なるべくプレミアム特割28を利用するのが良いのではないかと考えております。
PP単価9.31であれば、5万プレミアムポイント獲得しようとした場合に46万円程度になります。修行しながら観光を楽しむという点では、宮古と石垣、そして沖縄本島を絡ませていくのも面白いでしょうね、私も懐かしく感じます。
やはり国内線のメリットは土日で行えるという事や、海外に行かないので気も楽で疲れが少ないという事でしょう。是非参考にしてみて下さいね。