スマートフォンの性能を計る際に利用されるAntutuベンチマークが、最新のチップセット(SoC)の性能を発表しています。
もちろん、Antutuだけが性能を測定する方法ではありませんが、指標の一つとして重要視されているAntutuのベンチマーク結果は非常に気になります。
特に今年は、Qualcommの最新SoC、Snapdragon820を搭載したフラッグシップスマートフォンが各社から発売されますので、非常に注目しています。
2016年3月2日付でAntutuより、最新のSoCの性能ランキングが発表されていますので今回は紹介してみます。
2016年の最新SoCの実力は如何に?やはりSnapdragon 820が圧倒的!
画像はAntutuウェブサイトから借りてきました。
まずは、CPUの性能からですが、やはり最新のQualcomm Snapdragon 820が首位となっております。今までAppleのA9チップ(Iphone6sや6s Plusに搭載されているもの)が首位となっておりましたが、136383点と僅差で抜いています。A9は132657点ですので誤差程度という感じはしますが。
そう考えると、やはりAppleは凄いなあといった感じがします。去年までは独走状態だったわけですからね。去年のAndroid機で一番高性能と言われていた、SamsungのGalaxy Note 5やGalaxy S6に搭載されていたExynos 7420が8万点台と考えると、A9は随分と差を付けていた訳ですね。
Android機愛用者には、スペック厨が多いと言われているのですが実はSoCの性能では、Appleが大きくリードしていたという事実が有りました。
それが、やっとSnapdragonで順位が逆転して、13万点台というスコアになった事で今年はAndroid愛用者は買い替えの需要が凄いのではないかなあと予測します。
SamsungのExynos 8890もおよそ13万点とかなり高い性能となっている様なので、これも気にはなる所ですね。
先日私が香港で操作してみた、HuaweiのMate 8に搭載されているKirin 950は92746点と10万点には及ばずですね。
GPU性能では更にSnapdragon 820がぶっちぎり!
次にGPU性能の数値を見てみましょう。ゲームや動画が一般的な現在では最も重視されるのは、この数値と言えるかもしれません。
ここではAppleのA9が39102点なのに対して、Snapdragon 820は55098点と圧倒的な差を付けています。あれだけヌルヌル動くExynos 7420が24583点だと考えると驚くべき数値です。
あのGalaxy Note 5の倍以上の数値だと考えると、Snapdragon 820搭載機って一体どの程度凄いのやら・・・
今年はAndroidで格安SIM使うならSnapdragon 820搭載機が狙い目
ハイスペックなスマートフォンを購入するつもりなら、今年はSnapdragon 820搭載機を選ぶのは必須と言えそうですね、Antutuのベンチマークが物語っていると思います。
あと怖いのは、発熱ですが随分と抑えられているという噂ですので、Snapdragon 810の様な事にはならないかと・・・
ちなみに今年の注目機種、SamsungのGalaxy S7やS7 Edgeは3月10日発売予定です。(日本では未定)欲しい方は、サクッとEXPANSYSで買ってしまいましょうね。あー、私も欲しい・・・
現在EXPANSYSでGalaxy S7は仮予約中ですね。価格は76,270円と結構安いです。