アメリカン・エキスプレスから旅行好きの為のクレジットカードが発行されているのを知っていますでしょうか?もう発行されてから数年が経ちますので、知っている方も多いのではないでしょうか。それがアメックスのスカイ・トラベラー・カードです。
スカイ・トラベラー・カードの魅力は、普通のクレジットカードよりも多くのマイルを貯めれる事です。
更に様々な航空会社のマイルに交換する事が出来るのも、スカイ・トラベラー・カードの魅力です。
今回は、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードについて詳しく書いていきます。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードを徹底的に検証!メリット・デメリットを紹介!
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードとは一体どのようなクレジットカードなのでしょうか?気にはなっているけど、はっきりとしたメリットが分からないという方も多いでしょう。
ここでは、まずは年会費を紹介するとともに、様々なメリットを見ていきましょう。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの年会費
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの年会費は10,000円(税抜き)です。
家族カードの年会費は、5,000円(税別)です。
年会費だけを見ると、そこまで安いクレジットカードではありません。特にカードがゴールドカードという訳でもないので、この年会費を高く感じてしまう方もいるでしょう。
しかし決して、この年会費は高い訳ではないという事が、今回の記事を見ると分かると思います。
ポイントが最大3倍貯まるスカイ・トラベラー3倍ボーナスが魅力的
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは、対象航空会社や、対象旅行代理店での指定旅行商品を購入すると、3倍のポイントが貯まります。100円のお買い物で通常1ポイント貯まるのが、3倍ですので100円で3ポイントが貯まります。
ただしスカイ・トラベラー3倍ボーナスには適用されるのに、条件が有りますので覚えておかなくてはなりません。
対象航空会社
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのスカイ・トラベラー3倍ボーナスが適用になる対象航空会社は27社有ります。
ANA | JAL | アシアナ航空 |
アリタリア-イタリア航空 | ヴァージン アトランティック航空 | エアタヒチ ヌイ |
エールフランス航空 | エティハド航空 | エバー航空 |
エミレーツ航空 | オーストリア航空 | ガルーダ・インドネシア航空 |
カンタス航空 | キャセイ・パシフィック航空 | KLMオランダ航空 |
シンガポール航空 | スイス インターナショナル エアラインズ | スカンジナビア航空 |
スターフライヤー | タイ国際航空 | 大韓航空 |
チャイナエアライン | デルタ航空 | フィリピン航空 |
フィンランド航空 | ブリティッシュ・エアウェイズ | ルフトハンザ ドイツ航空 |
上の表の航空会社の航空券を円建て(表示価格が日本円かつ日本円での支払い)で、対象航空会社のウェブサイトから直接購入する必要が有ります。この購入金額に対してのポイントが、スカイ・トラベラー3倍ボーナスになります。
JALやANAやスターフライヤーといった日本の航空会社も有りますし、タイ国際航空やシンガポール航空、アシアナ航空などといった日本人がよく利用する路線の航空会社も有るので、年間でかなりの金額を決済する方には嬉しいです。
対象の航空会社を毎月利用する方であれば、月々5万円程度の利用でも年間60万円で、通常なら6,000ポイントしか貯まりませんが、スカイ・トラベラー3倍ボーナスが適用されると18,000ポイント貯める事が出来ます。
この18,000ポイントは、1,000ポイント=1,000マイルで提携航空会社のマイルに交換する事が出来ます。
18,000マイルと言えば、低く見積もっても数万円の価値が有りますので、年会費の元は確実に取れるはずです。年間200万円までの決済分にスカイ・トラベラー3倍ボーナスは適用されます。つまり60,000ポイントまでです。
一旦話しを戻して、スカイ・トラベラー3倍ボーナスの対象航空会社27社以外にも、対象旅行代理店というのも有ります。対象旅行代理店は2社有り、日本旅行とアップルワールドです。
日本旅行では、先ほどの27社の対象航空会社の航空券と、パッケージツアー、前払いのホテルの宿泊、JR、バスなどのチケットの購入分が対象となります。アップルワールドでは、前払いのホテル代金が対象となります。
ポイントをマイルに交換出来る提携航空パートナー社
ポイントをマイレージに交換出来る提携航空パートナー社は、15社有ります。
ANA、チャイナエアライン、デルタ航空、ヴァージンアトランティック、タイ国際航空、アジアマイル、クリスフライヤー、エグゼクティブクラブ、スカンジナビア航空、アリタリア ・イタリア航空、フィンエアー、エティハド航空、カタール航空、フライングブルーです。
中には航空会社というか、マイレージプログラムのようなものも含まれていますがこれだけの航空会社などのマイルに交換する事が可能です。マイルに交換する際には、各航空会社のマイレージプログラムに登録する必要が有ります。
ANAへのマイル移行には別途5,000円の参加登録費が必要で、年間8万マイルという縛りが有ります。これは少々残念ですね。私などはANAがメインの航空会社なので・・・
ポイントはマイル以外にも、楽天スーパーポイントや、Tポイント、他にもホテルグループへのポイントや、様々なアイテムに交換する事も可能です。
しかもポイントに有効期限が無いというのも良いです、じっくりとポイントを貯める事が出来ます。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードはボーナスポイントも魅力
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードに入会すると、入会ボーナスポイントとして、3,000ポイント貰う事が出来ます。
更に入会後に、対象航空会社の航空券か対象旅行代理店の旅行商品を購入した場合は、5,000ポイントのボーナスマイルを貰えるので、是非活用したいですね。これはご入会1年以内に購入する必要が有りますので、最初の1年間でポイントを沢山貯める事が出来そうです。
トラベルサービスも充実
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードは、トラベルサービスも充実しています。
国内外のラウンジを利用する事が出来るラウンジサービスが有ります。国内ではほとんどの空港で、海外でも数カ所の空港でラウンジを利用する事が出来ます。
手荷物無料宅配サービスももちろん有ります。成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港への帰国時に、スーツケース1個を無料で自宅まで運んでくれます。各空港の到着階に、カウンターが有りますのでそこに預けると無料で自宅まで配送してくれます。
その他にも、旅行時に嬉しいExpediaでのホテル予約が8%割引になったり、日本旅行の特選の宿が5%割引になったりといった優待も有ります。
旅行傷害保険も完備
海外旅行や国内旅行時に有ると断然嬉しい、旅行傷害保険ですが、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードを利用して航空券や、ツアー代金などを支払いすると、旅行傷害保険が付帯します。いわゆる自動付帯ではなく、利用付帯になります。公式ホームページ上ではこのようになっておりました。
詳しく調べてみましたが、やはり自動付帯では無いようです。あくまで公共交通機関の支払いをアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードで行う必要が有ります。
しかし基本的には、スカイ・トラベラー3倍ボーナスを狙っているはずですので、航空券はまず間違いなくアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードで支払いしているで庄から問題は無いはずです。
旅行時の保障として凄いなと感じたのは、航空便遅延費用保障です。これは利用した航空機が現地に到着の遅れた場合に、臨時に出費した宿泊料金や食事代金を保障してくれるという保障です。この保障はなかなかクレカの中でも付いていない保障ですので、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの非常にメリットと言えるでしょう。
様々なプロテクションも用意されている
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードには、インターネットでの不正利用を保障する「オンライン・プロテクション」や、購入日から90日以内の商品の破損を保障する「ショッピング・プロテクション」が用意されています。
万が一、インターネット上で勝手に商品を注文されてしまった場合には、「オンライン・プロテクション」が不正使用分の全額を保障してくれますので、安心してインターネットを利用して買い物が出来ます。
一方「ショッピング・プロテクション」は、国内、海外で購入した商品が購入日から90日以内に壊れてしまったり盗難されてしまった場合に、年間最高で500万円まで保障してくれます。免責金額は1万円ですので、1万円は差し引かれますが、十分すぎる保障です。
あえてデメリットと言えばスカイ・トラベラー3倍ボーナスの対象程度か?
ここまで見てくると、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードにはほとんど死角が見当たらないのでは?と思ってしまいますがデメリットも当然あります。
それはスカイ・トラベラー3倍ボーナスの対象が狭く、日常の買い物ではスカイ・トラベラー3倍ボーナスは獲得出来ないという事です。
通常の生活費などで沢山のマイルを貯めたい!という方だとスカイ・トラベラー3倍ボーナスの恩恵を受ける事が出来なくなるのです。もちろん100円=1ポイントは貯まりますが・・・
つまりアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードは、どのような方にオススメかというとやはり対象の航空会社をよく利用する方なのです。
まとめ
確かにデメリットも有りますが、年会費10,000円(税別)のカードとしてはアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードは、破格の好条件を誇るクレジットカードだと言えます。
飛行機を頻繁に利用する、特にアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのスカイ・トラベラー3倍ボーナスの対象になる航空券を頻繁に購入して使っている方であれば、今すぐにでも既存のカードから、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードに乗り換えた方が良いでしょう。
驚くほどポイント(マイル)が貯まりますので、使いこなせる方にとっては、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードはコスパの非常に良いカードと言えるでしょう。
もちろんアメックスのクレカですので、コストコでの支払いにも利用が可能です。