ANAの空席待ちの種別とは？整理券が必要なの？種別Aの威力は？

ANAの修行を行う上で、大事なのはプレミアムクラスを有意義に使う事です。

プレミアムクラスは、快適な乗り心地や食事が付いている事も有りますがPP(プレミアムポイント)を貯めるのに最適なんですよね。

ただ当日のプレミアムクラスへのアップグレードは路線によっては競争が激しいです。

その際に、空席待ちする事になるのですが空席待ちには種別というものが有って、優先順位が有るという話しです。

ANAの空席待ちするときの種別って何？整理券を貰って自分の種別を確認

まず空席待ちする時ですが、プレミアムクラスの当日アップグレードを含む、希望の便の席を取りたい場合は整理券を貰わないといけません。

整理券を貰うと、種別の記号が記載されています。

ちょっと今手持ちの整理券が無いので画像が無いのですが・・・

そこに書いてある種別について説明していきます。

Aと記載されているのは主に上級会員のダイヤモンドサービス・プラチナサービス・ブロンズサービス、スーパーフライヤーズ会員、スターアライアンスゴールド、シルバーの方です。
Sはプレミアムクラスを希望の方
Bは普通席を希望の方
Cはそれ以外の方

このようになっているのですが、基本的に修行をやる場合に関係するのは種別Sです。

修行を始めたばかりの頃は、何もステータスを持っていないのでプレミアムクラスを希望する場合は、種別Sを記載された整理券を貰うようになります。

この種別ごとの空席待ちをしている人数の確認は、搭乗口に有るカウンターの上部に有る液晶画面に表示されます。

整理券には空席待ちの番号も記載されていますので、その番号と液晶を照らし合わせれば自分が、どの種別の何番目で空席を待っているのかが分かります。

ですが、種別Sでプレミアムクラスの空席待ちを希望して乗れた事が私は有りませんでした・・・

そりゃあそうですよね、種別Aから順に呼ばれていきますから種別Aの方が5人とか待ってたら種別Sの1番だったとしても、プレミアムクラスの席がそんなに空席になる事はまずないですからね。

どんなに当日朝一で空港に行って空席待ちの手続きをした所で、越えられない壁というのが種別Aと種別Sの間には有るという事になります。

私の中の結論としては、例えば羽田-那覇便のような人気路線を使って修行しようとする際に、種別Sの人がプレミアムクラスの空席待ちで見事にプレミアムクラスに当日アップグレードするのは難しいと思います。

これは私の経験からも言える事なのですが、ほぼほぼ種別Aの人で空席は埋まってしまいます。

人気路線は特にですね。そもそもの話しとして、私のよく利用する広島空港から羽田へのプレミアムクラスなどは空席待ちするまでもなく当日でもアップグレード出来るので助かりますが、羽田-那覇や成田-那覇はそうはいきません。

で、対策という訳ではありませんが、最初のうちは一応空席待ちの申し込みはしておいて期待せずに、万が一アップグレード出来ればラッキーという感じでいるのが良いと思います。

それでブロンズ(30,000プレミアムポイント)に達すれば種別Aになれますので、そこからは早く空港に行くという物理的な行動が出来ます。行動しても超えられない壁が有るうちは無理をすると疲れますからね。

正直他にあまり使い道のないブロンズですが、種別Aになれるだけで随分楽になります。

それだけ種別Aというのは価値が高いと思うのですが、なぜかSFCを含めダイヤモンドからブロンズまでという幅広いステータスに対して与えられているのです。(これだけでもブロンズになる価値が有ると思います。)

たとえばプレミアムクラスへの当日アップグレード希望以外での使い方としては(通常はこちらの使い方がメインだと思いますが)

仕事が早く終わってしまったので一便早い便に変更したい時に、空席待ちが多数居るとします。

で、確認すると種別Bの人が10人くらい居るとします。まあ、20人でも50人でも良いです。

そこへフラっと種別Aの私が現れて空席待ちの申し込みをすると、この10人や20人、50人いる人よりも優先されて空席を割り当てて貰えます。もちろん種別Aの中での順番は有りますますけども。

これこそが種別Aの威力ですね！まだ経験は有りませんが、SFCを所持しているからにはいつか役に立つと思っております。

よく聞くのは、台風などの時などに威力を発揮するらしいですね。私は幸いにもまだ遭遇しておりません。

今回のまとめとしては、種別Aにならないと空席待ちを取るのは難しいという事です。

絶対に無理という事ではありませんが、人気路線のプレミアムクラスの当日アップグレードはほぼ無理だと思った方が良いです。

修行をされる方は、まずは種別Aの資格が手に入るブロンズサービスを狙っていきましょう。すると後の修行が格段に楽になりますよ。