会社を辞めたい!考えるのは良いけど実際に辞めるとどうなるのか?

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土日が終わるのが怖い。月曜日を迎えると死にたくなる・・・というような症状に悩まされる方は多いです。この症状の事をブルーマンデー症候群とか言われていますよね。

確かにサラリーマン時代の月曜日というのは、非常に憂鬱で出来れば迎えたくない曜日です。

世の中には、それだけ仕事を辞めたいと感じている人が多いのですが、実は辞めた後の事までしっかりと考えていない方が多いです。とりあえず勢いと、その時の感情で辞めたいと思うのですが、それだけだと後から苦しむ事になるかもしれません。

苦しむ理由はもちろん金銭的な面や、再就職での事が大半ですが、そのような不安を抱えたまま離職するというのは、どれだけ大変な事かをしっかりと理解しておく必要が有ります。

今回の記事では、会社は辞めたいけど、その後が不安!という方に向けて、実際に仕事を辞めてしまうと、こんな感じになっちゃうよ!という現実的な話をしたいと思います。

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仕事を辞めたい!もう辞めてやる!でも辞めたらどうなっちゃうの?

会社 辞めたい

仕事を辞めたいと思う方は、新卒で入社した20代〜それなりの仕事経験を積んできた40代位まで幅広くいらっしゃいます。

しかし特に若年層の方は、今まで会社ではなく、学校という環境に慣れていたのでいきなり会社での厳しい毎日というのに耐えられなくなるようです。そこで転職や、離職を考え出すのですが、実際に会社を辞めるとどうなるのでしょうか?

会社を辞めて最初に直面するのはお金の問題

何と言っても会社を辞めてしまって、最初に直面する問題は金銭的なものです。これ以上でもこれ以下でもないというほど金銭的な苦労が付きまとうので、ここをよく考える必要が有ります。

仕事を辞めた後の金銭的なあてというか、収入が全くないというのはどれほどキツイかを書いてみます。

実家暮らしでなければ貯金50万円は最低必要

まずは貯金です。貯金が0円という方は、既に転職が決定している場合でないと、かなり厳しい生活が待っています。

貯金がない状態で、実家暮らしでない場合は、後先考えずに仕事を辞めてしまうのはやめておきましょう。本当に詰みます・・・最低でも家賃+光熱費+食費の数ヶ月分は貯めておく必要が有ります。

具体的に一人暮らしで、家賃5万円、光熱費1万円、食費3万円程度に抑えたとしても携帯電話など含めると10万円以上は毎月必要になります。食費は、もっと抑えたほうが良いかもしれません。

更にサラリーマンの方は見落としがちですが、今までは会社で年金や健康保険に加入していたのが、国民年金や国民健康保険として数万円は払う必要が有ります。前年度の収入が高かった場合には健康保険は高くなりますので、そこまで計算に入れておく必要が有ります。

ここまで考えると月に20万円近く必要になりますので、3か月生活するためには60万円程度の貯金が必要になります。

失業保険(雇用保険)を当てにするのも悪くはないですが、働いている期間によってもらえる期間も違いますし、そもそも会社に入ったばかりで辞めてしまう場合には失業保険は出ません。

つまり失業保険をあてにしてしまうというのは、設計が崩れてしまうので、あくまで今の貯金をベースに考えていく方が良いです。失業保険はおまけ的な位置づけで考えた方が生活は楽になります。

実家暮らしの場合は貯金30万円程度有れば良い

一方、実家暮らしの方は一人暮らしの方よりも余裕を持って行動する事ができます。

親に生活費を入れているのは当たり前だと考えても、失業中は待ってもらうことも出来ますし、食事も世話になれます。つまり必要最低限の金額だけで生活できるので、ちゃんと次のビジョンを持っていれば両親も納得してくれますし、応援してくれるでしょう。

そのためには、離職や転職の理由や気持ちをあらかじめ親に分かってもらう必要が有ります。これが出来ていない状態だと、気まずくなりますし、家を出て行くはめになるようなトラブルが起こるとも限りませんよね・・・

実家暮らしの場合は、貯金が30万円程度有れば次の仕事までなんとかやっていけるのではないでしょうか。

副業でお金を稼ぐというのも考えておく必要がある

貯金は有ればあるほど、次へのステップが楽になることは間違いありませんが、副業などを行っておいて稼ぐ力をつけておくというのも手です。

副業として

  • せどり
  • アフィリエイト(A8.netなど)
  • ブログ
  • 輸入販売
  • Web系の仕事(ランサーズやクラウドワークスなど)

などなど有りますが、どれでも良いので何か初めてみて多少は会社以外でお金を稼ぐというスキルを身につけるのも重要な事です。会社が副業を禁止している場合には難しいですが、そうでない場合は積極的に行うべきです。

月に1万円でも稼げれば、食費の足しにはなりますし、のちに本業になるほど稼げる場合も有りますので、本業と並行して自分で稼ぐ能力を付けるというのは現代社会では必要な事です。

精神的に不安になる事も考慮しておく

会社 辞める

金銭的に不安になるのは、もちろんの事、「次の仕事が決まらなかったらどうしよう」とか「新しい職場に慣れるかな」などの精神的な不安が襲ってきます。

それに仕事を辞めてしまった罪悪感に押しつぶされそうになる方も多くいます。

しかし辞めてしまう前からしっかりと、どの程度の期間でどのようにするという事をプランニングしておく事、生活のリズムを整えダラダラとした生活を絶対に送らない事などを決めておけば随分と落ち着いて生活が出来るものです。

一時の感情で仕事を辞めてしまった場合には、心の準備は出来ていませんが、あらかじめ計画的に辞める場合には精神的な準備も出来ているのです。

将来に対しての不安は、誰もが抱えるものですが、準備をしておく事で心を整えるという事は凄く大切な事だと思います。

うまくいかない時は誰にでも有るものだと楽観するのも大事

あまり楽観的になるのも良くないですが、自分だけが大変な訳ではありません。

誰もが仕事は一度は辞めたり転職したりします。(もちろんしない方もいますが)

それに最終的には、脱サラしてしまう方も大勢います。(管理人はこれです。)

うまくいかない時や、仕事を辞めた後は不安で眠りが浅くなったり、被害妄想などに悩まされたりする事もありますが、あくまで将来を見据えて動いていかないといけませので、悩んでばかりではなく、きっと良い転職先や将来が有るとわざと楽観視してみるのも良いでしょう。

お金に余裕があれば、転職までの期間に旅行に行くのも良いですし、今まで出来なかった事をやってみるのも良いです。楽しみが有れば人間は頑張れますからね。

そうは言っても転職は避けられないので、会社を辞める前に必ず転職の目処はつけておきましょう。

まとめ

最終的には、会社を辞めるのは本人の意思です。

今回の記事で紹介したように、全く貯金がない状態で辞めてしまうのは危険です。

しかし、予め転職を決めておけば貯金がなくともスムーズに転職する事も出来ないことはありません。

DODAなどの転職エージェントを利用する事によって、スムーズに新しい仕事を探して転職に成功する方も多くいるからです。

今働いている会社を辞めたいと思ったら、まずは転職サイトをじっくりと見てみる事から始めるのが良いですね。

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