最近、様々なプラットフォームでクレジットカードでの支払いが簡単に出来る様になってきました。
10年位前だと、クレジットカードの決済システムが悪かったのか支払う時にエラーになったりして非常に面倒だった記憶が有ります。
当時は、代金引換や銀行振込確認後の商品発送だったので、代金引換はともかく銀行で振込をしないといけないのが面倒だったのですが(もちろん今でもそうですが)、最近では私は全ての買い物をクレジットカードで行いますし、面倒だと感じる事もなくなりました。
しかしポイントやマイルが貯まるクレジットカードにも、唯一と言っていいデメリットが有ります・・・
クレジットカードを利用するとついつい買いすぎてしまう!身に覚えが有りませんか?
既に私がはじめてクレジットカードを初めて使いだしてから、10年以上が経つ訳ですがクレジットカードの便利さは凄いです。
ガソリンスタンド、新幹線のチケット、航空券、公共料金支払い、スーパーでの買い物とクレジットカードが使える所では全てクレジットカードを使います。
もちろん使えば、私の場合だとメインのANAカードでは、マイルがガンガン貯まりますしそのおかげで毎年マイルをチケットに交換して旅行に行けています。
そんな便利すぎるクレジットカードだからこそ、陥り易い罠が有ります。
現金を使っているという感覚が無くなってしまう
たとえば、私はラーメンが好きでよく食べに行くのですが、さすがにラーメン屋ではクレジットカードでは支払いが出来ません。
そのような時には、現金で支払いますので財布の中から現金が減っていく事でしっかりとお金を払ったんだという実感を持つ事が出来ます。
しかし焼き肉屋のチェーン店などに行くと、クレジットカードが使えてしまうため結構な金額になっていても、現金で払わないと支払った感が少なく、利用明細だけを貰うのでまるでお金を使っていないような気持ちになってしまうのです。(そんな訳は無いのですが)
そして次の支払いの明細書が届いた時に驚いてしまう!というのは私も、たまに有る事です。
私が、メインのANAカードをあえてWeb明細書にしていないのは、これだけの理由ではないのですがやはり紙のデータをじっくり見て、無駄な買い物がないかを噛み締める様に感じる為かもしれません。
クレジットカードはあくまで後払いで借金のようなものという意識が必要
とにかく私は、クレジットカードが便利でクレジットカードを使う方が良いよという考えなのですが、自制心のきかない人にはお勧め出来ません。
例えば、現時点で口座に10万円しかないのに10万円のバッグをクレジットカードで購入してしまうような人、これはクレジットカードを持つべきではないかもしれません。
給料が入ってくるからとか、報酬が入ってくるからとかいう感じだとしてもやめておいた方が良いです。
10万円のバッグをクレジットカードで決済するのであれば、決済時に最低でも口座に、30万円や50万円程度は余裕資金が無いといけないと私は考えております。
というのは、バッグだけをクレジットカード払いにする訳では有りませんので、請求が来た時にバッグの10万円が上乗せされて普段の支払いと合わせると驚くような金額になったという事も考えられるからです。
クレジットカードの利用は計画的に
当たり前の事ですが、簡単に商品が買えてしまう現在、そしてクレジットカードですが決済する前に本当にそれが必要なのかを、しっかり確認する事が大事です。
これは私自身もそうなのですが、小さな金額の物だと気にせずに購入してしまいがちです、これは先ほども書いたように支払った実感の無さから来るものです。
高額な商品ですら、限度額が大きなカードなら有無を言わさず買えてしまいますが、くれぐれもクレジットカードの利用時は計画的に買い物をするようにしましょう。
特に、若い方でクレジットカードを持ったばかりだと何かと使いたくなるものです。(私も経験有ります)
上手に使えばメリットの多いクレジットカードですが、実は心の抑制が出来なくなるデメリットも有るよという話しでした。