引っ越しを行う際に気になるのは家賃ですよね。かくいう私も、引っ越しを考えていて家賃の事は凄く気になっているのです。
4月を前に、この時期にこれから新生活を考えている方は多いと思うのですが、一人暮らしを始めるに当たって、支払うべきものは家賃だけではないのです。
家賃、電気代、水道代、インターネット代、電話代、交際費、交通費などなど有るのですが、その中でも大きな費用がかかるものとしてガス代が有ります。そしてガスには都市ガスとプロパンガス(LPガス)というものがあります。
LPガス(プロパンガス)と都市ガスの価格差とは?家賃よりも気にしなければならない事とは?
私は広島県在住なのですが、私が住んでいる市でも多分ですが半々もしくは、半分以上の世帯がプロパンガスを利用していると考えられます。
プロパンガスは、家庭にガスの入ったボンベを運んできて利用するタイプのガスです。プロパンガス会社と契約する形になっていますね。
このプロパンガスですが、一般的に都市ガスよりも毎月の料金が高いと言われています。これはプロパンガスの販売業者が高い価格をつけているからでガス自体の価格は本来は都市ガスもプロパンガスもあまり変わらない程度らしいのです。
結局プロパンガスを選ぶと、どの程度料金は高くなるのかという事を考えると、大体1,5〜2倍程度らしいのです。
例を挙げてみると、私の家庭では以前プロパンガスを利用していました。その際は、風呂を湧かすのにプロパンガスを使っていたのですが、毎月七千円ほどかかっていました。正直、そこまで利用してないのに高いなあと感じていました。料理はIHでしたし、電気代は別なので風呂だけの利用なのにです。
これを料理なども全てに利用していれば1万円はかるく超えていたでしょう。
現在は都市ガスを利用しておりまして、今回は料理のみに利用しています。風呂は灯油です。すると毎日料理に利用しているにも関わらず、毎月請求額は二千円程度です。
残念ながら、利用している用途が風呂と、料理で違うので一概に比べられないのですが、随分と金額が違います。やはり、同じ用途で利用しても少なく見積もっても1,5倍程度は違うのではないでしょうか?
物件を決める時にプロパンガスだと注意、トータルで考える事が必要になる
私の例では、風呂は風呂だけ料理は料理だけという何とも中途半端な利用状況だったのですが、お風呂と、料理のガスコンロ、洗面台などお湯を使う場所を全て、都市ガスやプロパンガスでまかなうとすると、それなりの金額になる事は間違い有りません。
例えば、以下のような状況になると考えられます。
都市ガス | プロパンガス |
1万円 |
1万5千円〜2万円 |
こうなるとプロパンガスを設置している物件であれば、都市ガスを設置している物件より5千円から1万円くらいは家賃が安くないと、トータルで高くなってしまうという事になります。
5万円のプロパンガスの物件と、5万5千円の都市ガスの物件であれば、家賃としては5千円違う訳ですが、ガス代金が5千円以上違ってしまうと結局は同じ事になりますし、よくシャワーを浴びる人や、料理が大好きで煮込み系の料理をよくする人などは、ガス代が高くなってしまいプロパンガスの物件だと損をしてしまうかもしれません。
結局家賃だけで決めるのは危険かもしれない
都市ガスよりプロパンガスが高いというのは、もはや当たり前の様になっておりますが、物件を決める時に、慣れている方だとプロパンガスの物件をなるべく選ばない様にしていると思いますが、はじめてアパートやマンションを契約する方は見落としがちな点です。
こればかりは借りる側が自由に選ぶ事が出来る訳ではないので、最初に契約、または物件の下見をしておく際に必ず確認しておくべき事です。どうしても住みたい物件がプロパンガスで仕方ないという場合は、我慢するしかないでしょうが・・・
以上、物件を決める際にはガスの事まで確認して、家賃の違いだけで判断しない様にしましょうという話しでした。