先日、RIMOWAのTOPASの四輪ホイール修理を、第一ボデーさんに出したという記事を書きました。
無事に直って返ってきた私のTOPASですが、このホイールが壊れたのには非常に情けない理由が有ります。
実は、私が壊してしまったのです・・・
今回は、私のようにRIMOWAのホイールを壊してしまわない為に注意しておかないといけない事を書いてみたいと思います。
始まりはTOPASの四輪ホイールの緩みが原因だった!
ある日中国からTOPASを持って日本に帰っていると、スーツケースの動きがいつもと違う事に気づきました。
最初は、そこまで気にならなかったのですが距離を進むごとに酷くなっているのが分かります。
しかし、中国から国境を越えて香港に向かっていた私は「日本に帰ってから調べよう」と考え、日本に帰ったのでした。
そこでTOPASの四輪ホイール部分を見てみると、一つのホイールが外れかけていました。なるほど、ビスが緩んだのだなあと思い、インパクトを持ち出し締める事にしました。
ちなみに、このインパクトを使っていますがパワーが凄いんです。
ビスを締めようと、ホイール部分を見ると通常のプラスネジではありません、これはトルクスねじというやつですね。
通常、家にそんなトルクスねじ用のビットなど有るはずもないので、この記事を見たRIMOWA使いの方々は用意しておくのが吉かと。
そこで、ホームセンターにトルクスねじ用のビットを購入しに行きました。この際にインパクト用ではなく、手で締める物にすれば良かったのですが・・・
これを買ってきました。ネットで買う方が安かったのですが、急いでいたので店頭で買いましたが少し高かったです。
早速、インパクトに装着します。
はい、装着しましたよと。
はい、ガンガン締めましょう。
TOPASのビスをインパクトドライバーでガッツリ締めた結果
はい、へし折ってしまいました。私、相当アホですね・・・
普通に打撃最強で、ガンガン締めてしまいました。ベース部分が強いだろうと思ったのと、ビスがステンレスだと思い、かなり強く締めてみると折れましたね。
そして、マキタのパワフルなインパクトで締めまくった結果、ベース部分にもヒビが・・・
やっちゃいました。
折れたビスと、ホイール。
折れていないビスとの比較、見事に真っ二つ。
とりあえずネジザウルスを購入して折れたねじを外す事に
私は以前、職人として溶接や板金なども経験しておりますので、ビスを折る事などは日常茶飯事だったのですが、まさかRIMOWAのビスを折ってしまうとは思いませんでした。
相手がステンや鉄ならまだしも、アルミのしかもプラスチックのベースにあんなに強く締める事なかったなあと後悔しましたが、折れた物は仕方有りません。
という訳で、折れたビスを外せそうな工具としてネジザウルスを購入してきました。これもネットで買う方が、かなり安いのですが急ぎです。高い買い物でした。
本来の使い方としては、ネジをなめってしまった時の取り外しに使うようなのですが、ネットで検索してみると折れたビスも取れた!などと書かれていたので早速試す事に。
思いっきり、折れたビスを摘んで回します。
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全く回りません・・・それもそうですよね、インパクトで締め上げている上に頭が少ししか出ていないですし。まず本来の使い方ではありません。
本来の使い方なら、ネジザウルスは凄いみたいなので買っておいて損は無かったと自分を慰めました。
しかしTOPASの件は何も解決しません。という事で、冒頭にも書いた第一ボデーさん行きとなりました。高くつきましたが、これも勉強という事で。
まとめ
グラグラに四輪ホイールが緩んでしまう前に、こまめにビスを締めておく事が大事だと思い知らされました。
そして、道具としてもインパクトを利用するよりはこういうの使った方が良いです。
つまり手締めで行えという事ですね、何でも電動工具の力に頼ってしまう自分の未熟さを感じました。ビスが折れたからグラインダーで、頭とばしちゃえ!という訳には、RIMOWAのスーツケースはいかないですからね・・・