最近、大人気の歌姫テイラースウィフトがSpotifyから全部の曲を削除したと話題になっています。ニューアルバム『1989』発売直後の出来事に世界中が騒然したとかしないとか。
ですが私は、Spotifyというサービスを恥ずかしながら知りませんでした・・・
未だに欲しい音楽はCDを購入したりするようなアナログ派のものでして・・・私のような人間はいまや少数派なのかもしれませんが。
そこで今回はSpotifyについて調べてみました。まだ知らないよ!って方は必見ですぞお。
音楽ストリーミングサービス Spotifyとは?
まずSpotifyは現在日本ではサービスが開始されていないようです。
メールアドレスを登録しておけば、Spotifyがサービスを開始する際にお知らせしてくれるみたいですね。
本題に入りますが、Spotifyは月額課金制の音楽ストリーミングサービスで、業界最大手ということです。
競合は既存の音楽CD販売店やiTunesなどで、Spotifyは現在利用者をかなり増やしているようですね。
Spotifyのサービス内容
Spotifyのサービスには2種類有るようです。
- 無料(Spotify Free)
- 有料(Spotify Premium)
の2つですね。
まずは無料(Spotify Free)ですが、こちらはストリーミング中に広告が配信される代わりに無料で音楽が聞けるというものです。これなら無料で配信出来ますね。
有料(Spotify Premium)はアメリカでは、9.99ドルで音楽聞き放題、広告は無し、しかも音楽を保存してオフラインで聞く事も出来る(曲数の制限が有るようですが)など、9.99ドル毎月払えば、かなり無敵のサービスが受けられるというものです。
有料、無料どちらでも、Spotify内の全ての楽曲を利用出来るようです。これは流行りますよね。嬉しいですもんね。
Spotifyの収益はどこから得るのか?
これは当然、かなりの広告収入が入ってくるでしょうし、月々の有料会員から収益を得るようになるみたいです。
そうなると気になるのが、アーティストの曲を無料や有料で聞かせて、どうなってるのよ?って事なのですが、これはWikipediaを見ると
2013年現在、Spotifyは年間10億ドル(約1000億円)以上の収益をあげており、そこからアーティストへのロイヤルティとして5億ドル(約513億円)を支払っている。 Wikipediaより引用
という事らしい。
凄い収益ですねー。しかし、半分位はアーティストに支払いをしていると。なるほど、しかしテイラースウィフトは曲を引き上げてしまった。この辺りどうなっているのでしょうか。
Spotifyのビジネスモデルではアーティストが儲からない
これは容易に予想がつく事で、従来のCDだとアルバムを1枚売れば数千円、iTunesでも1曲200円とかアルバム一枚1500円とかしてしまうわけですが、ストリーミングの場合は無料もしく9.99ドル払えば聞き放題な訳です。
そうなるとお金を払う人は少なくなるでしょうし、単価も落ちます。そしてアーティストに落ちる金額も減ると。
この辺りの細かい事ことまでは分かりませんが、何となくテイラースウィフトが楽曲の提供をやめた理由も分かるような気がします。普通に彼女が、CDやiTunesで売る金額を考えればストリーミングで聞かせるのがバカらしいでしょうからね。
まとめると
何となくSpotifyが、音楽業界やアーティストに与える影響は凄い物だと感じました。
しかし海賊版などで無料で音楽が聞ける今、ストリーミングでもアーティスト側にお金が落ちるのであればそれはそれで良いと思います。
従来のCDやiTunesで楽曲を販売して儲かっていた状況というのは、もう古いのかもしれません。
ただ日本に上陸した時には、どうなるのでしょうか?爆発的に会員を増やすのか?そこまで伸びないのか?
海外の状況からすると、爆発的に伸びるような気もしますが、月額課金というのは結構ハードルが高いもの。やはり無料で聞く流れになるのでしょうか?
この辺りをこれから見守っていきたいと思います。それにしても凄いサービスですね。