通常、広州から深センまでの移動は広州東駅を利用して深セン駅へ向かうのですが、実は広州と深センには、様々な駅から駅への移動方法が有ります。
今回はその中でも、広州で一番有名な駅、広州火車站(広州駅)から深センを目指してみる事にしました。しかも超格安の列車での移動です。
広州から深センに格安で移動する方法
広州駅です、凄まじく人が多い事で有名な場所ですね。
色々と事件なども起こる場所で、混沌としています。有る意味、広州でも結構危険な場所と言えるでしょう。用事が無い限りは私もここにはあまり行きません。広州東駅とは、利用している人たちの雰囲気も若干違います。
早速、チケットを購入しにいきます。広州東駅に向かって、右側にチケット売り場が有ります。
深セン西駅までのチケットを購入する
ここがチケット売り場です。
凄まじい行列です。かなり時間の余裕を持ってチケットを購入する必要が有ります。それとスリなども多いでしょうから、目立つ日本人は気をつける必要が有ります。
ここで中国のこういう場所で気をつける事として、貴重品の管理は気をつけても気をつけ過ぎはないという位に行うべきです。日本人が被害に合っても、日本国内の様には対応してもらえませんよ。
このような窓口でチケットを購入します、中国での一般的な窓口です。
チケットを購入するには、多少の中国語は喋れた方が良いでしょう。日時、座席のクラス、目的地は喋る様にしましょう。
一部加工していますが、これがチケットです。広州-深セン西です。価格は、23.5元(約470円程度)とかなり安いです。早速駅に入りましょう。
中国では、ほとんどの駅で手荷物検査が有ります。ここ広州駅は物騒だからか、他の駅よりも厳重な雰囲気です。
もちろん、広州東駅でも検査は有ります。深センでは地下鉄も全て手荷物検査が有りますね。面倒ですが、仕方ないんでしょうねー。
広州駅内部に潜入
駅内部に入ってきました。駅自体はそんなに大きくないんですよねー。
最近、中国では高速鉄道の普及に伴って凄まじい大きさの駅が増えていますからね、古い広州駅は敷地こそ広いものの、駅自体は小ぢんまりした印象を受けます。
待合室に来ました。思っていたよりも人は少なめですね。
さあ、列車に乗り込みます。
このホームの雰囲気・・・完全に日本だと昭和ですよね。これが2015年現在も大都会広州で見られる風景です。場所が変われば、こんな雰囲気なんですよねー。
壊れるんじゃねえかな?とすら感じてしまう古さの列車です。私がはじめて中国に来た2007年位からずっとこのタイプの列車は見ていますが、そろそろ新しいのに変えてほしいですね。
しかし凄い雰囲気です、ボロボロなんです・・・とにかく。
深セン西駅までの乗車時間は、約2時間半です。広州と深センは近いのですが、結構かかります。この列車は遅いので仕方ないのですが、やはり価格なりだという感じです。
深セン西駅に到着
深セン西駅に到着しました。深センも大都会なのですが、これまたこの西駅は古くて、小さな駅です。
深セン西駅の出口に向かう人の流れです。
凄い雰囲気です、中国に住んでいる私ですらこの雰囲気には圧倒されるので、多分日本人女性で旅慣れていない方だと、キツい雰囲気ですね、なんと言うか雰囲気がそういう感じなんです。
まとめ
今回の深セン西駅への移動はこれで終了なのですが、正直日本人の方は一人も居なかったと思いますし、日本人が利用するには不便な路線だと感じました。
というのも、深セン西駅は深センの中心部からは遠く離れており、地下鉄の駅直結でもないですので、タクシーやバスで中心部に移動する必要が有ります。かなり面倒ですし、西駅のすぐ近くに用事が無い限りは、この路線を利用する日本人は少ないでしょうね。
という訳で、広州への袋は、うってかわって綺麗な駅の深セン北駅を利用して広州南駅を目指す事にしました。
以下に続きの復路について記載しております。


