中国に居ると生きている事を凄まじく実感させられる

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あまりこういう内容のエントリーを書く事は無いのですが、日々中国で生活していく中で感じる事を書いてみたいと思います。

今まで、普段日本では感じなかった事をひしひしと感じて、頑張らないといけないなあと思っております。

『生きている事の実感』という事についてですが、皆さんはどんな時にああ俺って生きてるな!私って生きてる!と思いますか?

これについて私もほとんど考えた事は、有りませんでした。しかし中国の人々の暮らしや自分自身の経験から、最近は凄く生きてると感じています。(もちろん生きてるんですけどね、実感というやつですね。)

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中国人を見ていると逞しすぎるくらい毎日を必死で生きている!毎日が命がけなんです

中国 生きている実感

まず中国の貧富の差というものですが、凄まじいです。正直日本では有り得ないほどの貧富の差が有ると思います、レンジが広いと言えば分かり易いでしょうか。

実際によく聞く言葉の一つである「貧富の差」ですが昨今日本でも問題視されています。確かに日本でも行政を頼らず(日本人の美徳だと思います)に、結果的に亡くなってしまったという例も度々ニュースなどで見かける事が有ります。

しかし中国の場合は、当然行政の補助など(生活保護等)は無いと思いますので(有ったらすみません、詳しくは調べておりません)、毎日必死です。

というのは、いまだに大都市でも(大都市だからか?)お年寄りが、道ばたでゴミ箱からペットボトルを集めたり、段ボールを集めたり、ゴミを集めたりしています。

私は今まで中国各地でこのようなお年寄りや、小さな子供(抱きついてお金を求めてくる)や、花を売っている子供や、道ばたで物乞いをする人を見ておりますが、このクソ暑い広州で真っ昼間からゴミを集めているお年寄りを見ると心が痛みます。

勿論、このような事柄には裏の面が有って、物乞いは実はビジネスとしてやられているというのも中国人自体も当然知っていますし、私も理解しているつもりですが、30代半ばの私は日本でほとんどそのような光景を見た記憶が無いので、最初はショックを覚えましたし、中国に何十回も来た後住んでいる現在も、見る事に慣れません。

そのような人が結構な数居る一方で、ロールスロイスやベントレーに乗る経営者や(もちろん努力した結果なら文句は無いです)、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンを乗り回すお坊ちゃんであろう若者達(一代で買ったなら文句は無いです)など、本当にすぐ近くで紙一重で見る事が出来ます。

日本では、ゴミをあさっている老人の近くで、フェラーリに乗っている若者がたむろしてるとか見かけませんもんね。これが中国では当たり前のように有ります。

もちろんお金持ちと貧乏な人が居るのは、当たり前の事ですし否定もしません。努力をした者が報われるのは良い事です。

でも、日本ではあまり見かける事の無い光景ですので強烈に印象に残りますし、確かにその場でみんな生きているのです。

みんなお金を稼ぐ事に必死!日本では嫌がられるかもしれないけど

とにかく商売好きな中国人は、どこでも商売を始めます。雨が降れば、地下鉄の出口で傘を売りますし、地下鉄から出るとバイクタクシー(もちろん白タク)が待ち構え「老板去哪里=社長どこに行くの意味」と声をかけ客取りに精を出しています。

きっと日本だと、取り締まられたりすると思うのですが中国はこの辺りあいまいで、みんな好きな場所で商売をやっています。

夕方になると個人のお店が屋台を引いてどこからともなく現れ、道ばたで商売を始めます。

みんな日銭を稼ぐ事に必死です。彼らを見ていると、「俺も頑張らなきゃ」と思いますし、生きている実感が有ります。必死さが私にも移ってくるんですね。

犯罪も多いので普通に生きるのも簡単ではない

中国 生きている

最近は日本でも凄惨な事件が多いですが、中国でも昔からでしょうが、最近特に報道されるのが、人攫いについてです。

特に、小さな男の子が危ないようで、連れ去れたあとは労働力としてこきつかわれたり、まあ他にも想像を絶するような事に使われたりするようです。

小さな子供を持つ友人は、中国での生活に恐怖を覚えていますし、中国では社会問題化しています。

日本のように何不自由無く大きくなれるという事が、どれだけ有り難いか分かりますね。

ただ歩いているだけでも生きている事を実感

先日のエントリーで中国の嫌な所というか、生活していて不満に感じる事を書きました。

中国生活で不満に思う事あれこれ やっぱり日本って最高ですね
現在、中国は広東省広州市で生活しているゼニナルです。私が中国に渡航を始めてから既に8年ほどが経ちましたが、今年から広州市内で生活しています。ちょこちょこ日本にも帰っているので、中国での生活と日本の生活を比べてみようと思います。もちろん、中国...

その中でも触れた、中国の交通事情は田舎に行けば行くほど悪く、私が現在住んでいる場所の付近も毎日凄いです。

気を抜いていれば、いつでも事故に遭いますしスマホなんか見ながら歩いていたらアウトです。みんな見ていますが。

クラクションは鳴り響き、車やバイク、スクーター、人力車みたいなのやオート三輪みたいなのが所狭しと走り回っています。

都会の町中では、そこまででは無いのですがこういう場所に身を置くと、今日も一日生きて家に帰れたと感じてしまいます。

安心安全な日本は最高!でも少々弱体化しているのでは

こういう事書くと怒られそうですが、安心で安全な日本がやっぱり最高です!でも、やはり昨今の草食系男子ではないですが、平和すぎる日本に居る事でハングリーさを失っている感は有ります。

周りに合わせて、周りばかり見て生きているような感じをうけます。

この安心安全な日本は、私達の先祖が気づいてくれた財産です。そこにどっぷり浸かった私達は、もっと危機感を持って生きていかないといけないのではないでしょうか。

私は生粋の日本人で、日本が大好きですから中国の現地の勢いを見て、少々悔しく感じる事が有ります。現地に住んでいる日本人の友達も中国の勢いには圧倒されていて、いまや日本人の存在感は小さく感じます。

毎日何となく終わっていくのではなく、今日も一日生きて帰れた。と思うくらいの気持ちを持てれば、何かが変わりそうですけどね。(まずは私が変わらないと。)日本がもっと勢いを持って、世界を席巻出来ればと思います。

生きている事の実感、簡単なようで難しいけど、今日も生きれて良かった。又明日から頑張ろう!

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