本日、イケダハヤトさんのエントリーで
「プロブロガーになる」ための難易度が上がってきている件について」 / まだ東京で消耗してるの?
というものが有りました。
そして、このイケダさんのエントリーに対するネタフル(コグレマサト)さんの記事
両方のエントリーを見て弱小ブロガーの私が感じた事など書いてみます。
そもそもプロブロガーを目指す人は増えているのか?
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まずはこの点です。
ブログの市場に関してお二人の鋭い考察が書かれているのですが、
ひとつには、ブログという市場がやや枯れてきていること。ブログの市場ってそれほどもう広がらないと思うんですよ。今の若い人とか、熱心にブログを読んでいる人はそう多くないんじゃないかな…。
とイケダさんは言っていまして、ネタフルさんは、こう返しています。
いや、もう枯れまくりなんですよ。日本で第1次ブログブームがやってきたのは2004年でした。今では普通のことですけど、芸能人がブログを書き始めて空前のブログブームが起こった訳です。まだTwitterもありません。有名人が自分の言葉で情報発信する、そりゃあ大変な出来事でした。もう昔話なのかもしれませんけど、ペイパーポストとか、悪い方でも話題になりました。
どうやらブログの市場が、枯れてきているというのは間違い無さそうです。プロブロガーのお二人が口を揃えて言われているので間違いないでしょうし、世の中の流れを見れば一目瞭然だとも思います。他に見るもの沢山有りますからねー。
では、そもそもプロブロガーを目指す人は増えているのでしょうか?
この点が、私は気になりました。プロで喰っていく事を目指している人が、一体どれだけ居るのかが純粋に気になりました。
プロブロガーというワードを調べてみた
プロブロガーというキーワードで検索してみると、何と1,280,000件も出てきました。
思ったよりも多いので驚いてしまいましたが、これはプロブロガーになりたい人が多いのかな?と思いまして更にググってみました。
今度は、「プロブロガー なりたい」で検索してみると、127,000件ヒットした訳です。
これも中々多いなあと。ただ、これはプロブロガーになりたいという事を書いている記事だけではなくて、「プロブロガーになりたいならどうたらこうたら」とか、「プロブロガーになりたいとは思わない」みたいなのも含まれますので、純粋にプロブロガーになりたいと思って書いた記事が、検索でヒットしている訳ではないという事に注目しないといけません。
私はプロブロガーになりたい人は増えていると思う
個人的に私は、色々なブログを読んでいてプロブロガーになりたい人は、増えているのではないかと予想しています。
その理由としては、以前のようにhtmlの知識が無くても(私も有りません)、現在はWordpressのような秀逸なブログサービスが有る事もあげられます。
ブログが単純に楽しいと感じる人も多いと思います。
ただ、一時のようにライブドアブログ始めた、アメブロ始めたみたいな時代は完全に終わっていて、そういうライトにブログに触れていた層は、完全にLINEやインスタグラム、FacebookやTwitterといったツールに流れていったと考えます。
自分発信のメディアが何か有れば良いので、特に若者は見られるかも分からないようなブログをやるより、LINEやFacebookに流れていったのは必然とも言えますし、自分もそう考えている時期も有りました。
そしてライトな層は、ワードプレスなどには触りませんし、ブログは今後やらないだろうなとも思う訳です。
では、なぜプロブロガーを目指す人が増えていると思うのかというと、それはマネタイズがし易くなったからではないかと思います。
以前はアドセンスも小切手を換金しなくてはならなかった時代が有ったと友人からも聞きましたし、クリック報酬型の広告はほとんど有りませんでした。しかし現在ではnendや、fluctなどクリックされれば報酬が発生する広告も多数有りますし、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)も多数存在しております。Amazonアソシエイトも有りますしね。
実際に私もブログ運営から、半年経っておりませんがブログから収入を得ており、その金額たるやバカにならないなあと思っております。
ブログというプラットフォームがマネタイズし易いのではないか?
話しを元に戻すと、お二人はブログのスタイルについての考察もしているのですが、記事を淡々とストックするという事こそがブログの良さだとは私も思っていますし、個人色が強いか弱いかについては、私個人としてはあまり生々しく個人色を出したくないなあとも考えています。
個人色が強くないと生き残れないというイケダハヤトさんと、記事のストック量+それなりの個人色で運営しているネタフルさんの対比は、面白いなあとも思いました。
で、私はブログの記事のストックを増やして行く事を目的としていますし、個人色はそこそこ出す気でいる訳ですので、ネタフルさんよりの考えではあります。現在においても、記事のストックを増やしていけばやっていけるような気はしています。プロブロガーになるとかは別にしてですね。
そして、私はブログはマネタイズがし易いとも考えています。記事をストックしやすいといういう事で検索に強くなるとも思うし、毎日更新する事で読まれ易い、見てもらう機会が増えるとも思います。
アドセンスや、アフィリエイトの使い方次第である程度のマネタイズへの道は分かりましたので、ブログを副業や本業にしようとする人が多い事も凄く理解は出来ます。
そうなる事で、ライバルが増えて自分のブログが埋もれていく事で、プロブロガーになるのは難しくなるよとイケダさんは言いたいのでしょうね。
結局プロブロガーになるのは難しくなったのか?
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確かにライバルが増えると、検索順位を上げる事は難しくなるでしょうし、他のメディア(SNSなど)にトラフィックを奪われる事で、そもそもの検索需要が減ればブログで喰う事は難しくなるのかもしれません。
そして、洗練された文章力や、SEOに対する知識の深い人だけが生き残っていく時代が来るのかもしれません。
そうなると私などは一瞬で吹き飛ぶような存在ですけども・・・
結論としては、プロブロガーになるのはそもそも難しいので、よく分からん。という事です。
そもそもプロブロガーの定義が分かりませんが、飯を食っていけるだけと考えるなら低いハードルのようにも感じるし、飯を食えて海外旅行も出来て外車にも乗りたいと考えれば、そんなの簡単な訳が無い!という思う訳ですね。
ただ、現状プロブロガーと呼ばれている方で、記事のストックも数千や万単位有る方ですら、不安を感じたりする訳ですから、プロブロガーになるという事は、精神的にも強くないと無理だろうなという事ですね。本業の傍ら、ブログでも喰えるくらい稼いでいる人が最強なのではないのでしょうか?
出来れば、そこを目指したいとも個人的に思いますしね。
まとめ
今回の記事を書くにあたって、イケダハヤトさんとネタフルさんの記事を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
プロにはプロの悩みが有るという事が、よく分かりましたし先の事は誰にも分からないよという事が身にしみて分かりました。
プロブロガーになろうという考えは私には無いですが、ブログでマネタイズする事は、もっと進めていきたいと考えているので非常に参考になりました。
ただ、これからプロブロガーを目指すという人が居るのならば、今回の二人のエントリーは読んでおくべきだなとも思った次第であります。
ただ単に、記事のストックを積み重ねるのではなく文章とテクニックを使いこなしてアクセスを稼いでいくのが、今以上に大事になるのでしょうね。
そして、熱い気持ちは大事だと思います。これマジで。やっぱり気持ちが大事ですよね。
取り留めのない終わり方になりますが、やっぱりブログって面白いよという事で締めくくります。